ロードスターのティッシュ置き場はどこがいい?
ロードスターのティッシュ置き場が知りたい!
MAZDAのロードスターに乗り始めた瞬間から、多くのオーナーが直面する現実的な問題として、ティッシュ置き場の問題があります。
一見些細な悩みに思えますが、ロードスターオーナーにとって深刻な悩みでもあります。

私もロードスターのティッシュ置き場に困っていました…
美しいコクピットと走りを追求したロードスターには、日常生活で必須のティッシュを置く「当たり前の場所」が存在しません。
グローブボックスは車検証で満杯、ドアポケットにも箱ティッシュが入らない…。
そこで本記事では、ロードスターのティッシュ置き場問題を完全に解決します。
定番アイデア・裏技・100均DIY・世代別最適解まで、実用的で見た目にも配慮したロードスターのティッシュ置き場問題の解決方法をお届けします。
ロードスターがティッシュの置き場に困る理由とは?
「ロードスターはなぜティッシュ置き場に困るのか」その理由について詳しく解説していきます。



ロードスターの特徴と併せて紹介していくから、ぜひ参考にしてね!
ドライバーを最優先したタイトで美しいコクピット設計
ロードスターのティッシュ置き場問題は、この車の設計思想そのものから生まれています。
ロードスターは「人馬一体」の理念のもと、ドライバーと車が一体となって走りを楽しむために、余分なスペースは徹底的に排除されているのです。
センターコンソールからダッシュボード、ドアトリムに至るまで、すべてが機能美を追求した結果として生まれたタイトな空間。
これこそがロードスターの魅力である一方で、ティッシュなどの日用品の収納という現実的な課題を生み出しています。
特に市販の箱ティッシュ(約23×11×5cm)は、ロードスターの美しいコクピットには明らかに想定外のサイズなのです。
市販の箱ティッシュが絶望的に似合わない・置けない現実
ロードスターオーナーなら誰もが一度は経験したことがあるであろう「ティッシュ置き場探し」。
グローブボックスを開けば車検証と取扱説明書で満杯、ドアポケットは財布すら入れるのがやっとの薄さです。
- グローブボックス:車検証類でほぼ満杯
- ドアポケット:厚み3cm程度で箱ティッシュは物理的に不可能
- カップホルダー:ドリンク以外の用途には不向き
- センターコンソール:世代によって差があるが総じて狭い
さらに困るのが、見た目の調和です。
スポーティなロードスターの内装に、カラフルな箱ティッシュのパッケージは明らかに浮いてしまいます。
機能性と美観の両立こそが、ロードスターのティッシュ置き場問題の本質であると言えるでしょう。



確かにデザインに統一感を持たせるとなると、よりティッシュ置き場に困っちゃうね…
ロードスターのティッシュ置き場アイデア10選【定番から裏技まで】
長年の試行錯誤から生まれた、ロードスターオーナーたちの知恵を集約しました。



実用性と見た目のバランスを考慮した、ロードスターのティッシュ置き場として実践的なアイデア10選を紹介します。
①助手席の足元・フロアマットの上
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの1つ目は、助手席の足元・フロアマットの上です。



最もポピュラーで誰でもすぐに実践できる方法ですね!
助手席の足元・フロアマットの運転席側寄りに箱ティッシュを置くスタイルであり、手を伸ばせば届く距離で、運転中でも取りやすい点がメリットです。
滑り止めマットを敷いたり、ティッシュ箱の底にマジックテープを貼ったりするなどの工夫で改善できます。
また、ロードスターの助手席に人を乗せる際は一時的に移動させる必要があるのも考慮すべき点です。
おすすめ度:★★★☆☆(実用性重視の方向け)
②グローブボックスの中にティッシュの中身だけ入れる
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの2つ目は、グローブボックスの中にティッシュの中身だけ入れる方法です。
箱から出したティッシュの束をビニール袋に入れて、グローブボックスの隙間に収納します。
ロードスターのような車内が狭い車でも、車検証類の上に薄く配置すれば、見た目は完全にスッキリします。
ティッシュの取り出し時に少し手間がかかりますが、ロードスターの内装の美観を重視するオーナーには人気の方法です。



防湿効果のあるジップロックを使用すれば、ティッシュの湿気対策も万全だよ!
ただし、グローブボックスの開閉頻度が高くなるため、運転中のアクセス性は劣ります。
おすすめ度:★★★★☆(美観重視の方向け)


③助手席サンバイザーにホルダーで固定
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの3つ目は、助手席サンバイザーにホルダーで固定する方法です。
カー用品店で販売されているサンバイザー取り付け型のティッシュホルダーを使用します。
見た目がスマートで、運転席からもティッシュを取りやすいです。



助手席サンバイザーにティッシュホルダーを固定する方法は、以下のようにさまざまなものがあります。
- クリップ式:サンバイザーを挟み込むタイプ
- ゴムバンド式:サンバイザーに巻き付けるタイプ
- マジックテープ式:粘着テープで固定するタイプ
ただし、サンバイザーを使用する際に邪魔になる場合があったり、重量によってサンバイザーの動きが重くなったりすることもあります。



薄型のティッシュケースとの組み合わせがおすすめだよ!
おすすめ度:★★★★☆(スマートさ重視の方向け)




④シートポケット・ネットを活用
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの4つ目は、シートポケット・ネットを活用する方法です。
運転席または助手席に取り付けるシートポケットやネットを活用して、ロードスターのティッシュ置き場を確保できます。
シートポケット・ネットによっては、ティッシュ以外の小物も一緒に収納可能なため、一石二鳥です。



ただし、シート調整時に干渉しないよう、サイズ選びが重要です。
- シートベルトの動作を妨げないこと
- エアバッグの展開を阻害しないこと
- レカロシートなど社外品シートとの適合性確認
おすすめ度:★★★★★(総合バランス重視の方向け)




⑤センターコンソール前方・後方のスペース


ロードスターのティッシュ置き場アイデアの5つ目は、センターコンソール前方・後方のスペースを活用する方法です。
ND型ロードスターの場合、センターコンソール前方と後方(シフトレバー後ろ)に微妙な隙間があります。



以下の画像のように、センターコンソール後方の小物入れであれば、ポケットティッシュを入れるのに最適なサイズです!


ここに薄型のティッシュケースを配置すると、見た目も自然で取り出しやすい絶妙なポジションになります。
おすすめ度:★★★★★(NDオーナー限定の最適解)



仕切りを設置すれば、ティッシュ以外のものも収納できるからおすすめだよ!


⑥ドアポケットに差し込む


ロードスターのティッシュ置き場アイデアの6つ目は、ドアポケットに差し込む方法です。
ロードスターで箱ティッシュの置き場が確保できなくても、袋入りのソフトパックティッシュなら、ドアポケットの奥に差し込むことができます。



特に運転席側のドアポケットなら、信号待ちの際にさっと取り出せて便利ですよ!
- 厚みが薄く、狭いスペースにも対応
- 価格が安く、コストパフォーマンス良好
- 使い切った後の処分が簡単
ただし、見た目はどうしてもカジュアルになりがちなため、ロードスターの内装の高級感を重視する方には向きません。
また、ポケットティッシュの袋が破れやすいため、取り扱いには注意が必要です。
おすすめ度:★★★☆☆(コスト重視の方向け)







定番のティッシュを購入すれば、ロードスターの車内以外でも活用できるのでおすすめです!



硬そうだけど、無印良品の竹ティッシュも気になるね…
⑦助手席の上に置く
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの7つ目は、助手席の上に置く方法です。
一人でドライブする際限定の方法ですが、ロードスターの助手席のシート上に箱ティッシュを置くアイデア!
ティッシュを取りやすいだけではなく、場所も選ばない最もシンプルな解決策です。
あくまで一時的な解決策として考えておきましょう。
おすすめ度:★★☆☆☆(一人乗り限定)
⑧幌(トップ)収納部の隙間に忍ばせる
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの8つ目は、幌(トップ)収納部の隙間に忍ばせる方法です。
初代NAや二代目NBロードスターの場合、ソフトトップ収納部周辺に隙間が存在します。
ここに薄型のティッシュケースを忍ばせる方法は、古参オーナーたちの秘伝とも言える知恵です。
- 防水性のあるケースを選択
- 幌の開閉に支障がないサイズ選び
- 振動で落下しない固定方法の工夫
ただし、この方法は車両の個体差や幌の調整状態に大きく左右されます。
また、NAやNBロードスターの幌部分は雨水の侵入リスクもあるため、ティッシュ箱の防水対策は必須です。



幌を開ける前にティッシュ箱を移動させておく必要がある点にも注意しましょう!
おすすめ度:★★☆☆☆(NA/NB上級者向け)


⑨助手席の下に滑り込ませる
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの9つ目は、助手席下のデッドスペースを活用する方法です。
シートレールの隙間や、床下の微妙なスペースに薄型ケースを配置します。
完全に見えなくなるため、ロードスターのティッシュ置き場として最適で、内装の美観を損なわない最大のメリットがあります。
- シートスライドの可動域を妨げないこと
- 配線類に干渉しないこと
- 取り出し時の姿勢が困難になる可能性
ティッシュの取り出しやすさは劣りますが、「どうしても見た目を重視したい」と考えているロードスターオーナーには有効な選択肢です。
おすすめ度:★★☆☆☆(美観最優先の方向け)
⑩箱は諦めてポケットティッシュを常備する
ロードスターのティッシュ置き場アイデアの最後は、箱は諦めてポケットティッシュを常備する方法です。
発想の転換として、箱ティッシュという概念を捨て、ロードスターの車内にポケットティッシュを複数常備しておきましょう。
グローブボックス・ドアポケット・センターコンソールなど、各所に分散して配置すれば、どこからでもティッシュを取り出すことができます。
- 場所を選ばない自由度
- 複数箇所に分散してリスク分散
- コストパフォーマンスが良好
- 見た目がスッキリ
ただし、一度にティッシュを大量に使用する場面では不便で、補充の手間も増えます。



そんなに大量のティッシュを消費する場面はなさそうですけどね…
また、ロードスターの車内にポケットティッシュを置く方法は、高級感を求める方には不向きかもしれません。
おすすめ度:★★★☆☆(実用性割り切り派向け)


ロードスターの車内に革命を!おすすめティッシュケース&神アイテム
市販アイテムを活用することで、ロードスターのティッシュ置き場問題を根本的に解決できます。
機能性と見た目を両立させることが可能な、厳選アイテムを紹介します。
「薄型・スリムタイプ」のティッシュケースでスマート収納
従来の箱ティッシュでは物理的に不可能だった場所にも設置できる、薄型設計のティッシュケースで問題解決が可能な場合もあります。
厚み2~3cm程度に抑えられた設計なら、ドアポケットやシート隙間など、これまで諦めていたスペースがティッシュ置き場になります。
- レザー調:高級感があり、ロードスターの内装に調和
- カーボン調:スポーティな印象で走りの雰囲気にマッチ
- 木目調:NDの茶系内装との相性が抜群
- 金属製:耐久性が高く、長期使用に適している
価格帯は1,500円~5,000円程度で、投資効果は抜群です。


無印良品や100均(セリア・ダイソー)で見つかる優秀アイテム
ロードスターのティッシュ置き場に困っている方は、無印良品や100均にあるアイテムを活用してみるのもおすすめです。



100均グッズが役に立つことも多いので、ぜひチェックしてみてください!
アイテム名 | 活用方法 | 価格 |
---|---|---|
粘着式マジックテープ | ケース底面に貼付して固定 | 110円 |
クリアファイルケース | 袋ティッシュの保護ケースとして | 110円 |
車用ドリンクホルダー | ティッシュケーススタンドに改造 | 110円 |
滑り止めマット | 設置面の固定力向上 | 110円 |
また、無印良品では木製のティッシュボックスや段ボールを使った組み立て式のものがあります。
少し場所を取りますが、ロードスターのおしゃれな内装に合わせて木製の商品を選びたいという方におすすめです。



段ボールを使った組み立て式のティッシュボックスなら、箱が潰れてもあまり気にならないね!




ロードスターの世代別(NA/NB/NC/ND)おすすめのティッシュ置き場と注意点
ロードスターは世代によって内装レイアウトが大きく異なるため、最適なティッシュ置き場も変わってきます。



各世代の特徴を理解した上で、ベストな解決策を見つけましょう!
NA/NBロードスターオーナーにおすすめのティッシュ置き場
ロードスターの中でも初代NA(1989-1997年)と二代目NB(1998-2005年)は、収納スペースが最も限られた世代です。
しかし、シンプルな構造のため、DIYによる改造の自由度が高いのが特徴でもあります。
部位 | NA | NB | 特徴 |
---|---|---|---|
センターコンソール | 小型で浅い | やや改善されたが依然として小型 | 小物収納は限定的 |
ドアポケット | ほぼ存在しない | 薄型のポケットのみ | ボトルなどは収納不可 |
ダッシュボード | シンプルで隙間多数 | NAより整理されているが収納は少ない | 使える空間は限られる |
グローブボックス | 小型 | 小型(若干の改善あり) | 書類や小物程度 |
NA/NBオーナーの多くは、「妥協」ではなく「工夫」によってこの課題をクリアしています。
例えば、ダッシュボードの隙間を利用した自作ブラケットや、幌収納部の隙間を活用した秘密の収納など、愛車への深い理解から生まれたアイデアが豊富です。
古い車両のため、内装パーツの経年劣化も考慮する必要があります。
マジックテープや両面テープを使用する際は、除去時の影響を慎重に検討しましょう。
NCロードスターにおすすめのティッシュ置き場
2005-2015年のNC型は、歴代ロードスターの中で最も収納スペースが充実しています。
センターコンソールボックスやドアポケットも他世代より大型化されており、ティッシュ置き場の選択肢が豊富です。
- センターコンソールボックス内:深さがあり、箱ティッシュも収納可能
- 助手席前のダッシュボード下:NCでは隙間が大きく、薄型ケースなら設置可能
ただし、NCでも基本的にはスポーティなレイアウトのため、見た目の調和を重視してティッシュ置き場を考える必要があります。
特に、レザーシート仕様の場合は、ティッシュケースの素材選びで高級感を損なわないよう配慮しましょう。


NDロードスターにおすすめのティッシュ置き場
現行のND型(2015年~)は、原点回帰によってタイトなコクピットが復活しました。
収納スペースは最も限られていますが、設計が新しいため、現代的なティッシュボックスとの相性が良いのが特徴です。
- リアコンソール内:仕切り板を付ければティッシュ置き場以外も確保可能
- シートの横側:薄型ケースなら干渉せずに設置可能



私はリアコンソール内にポケットティッシュを置いています!


まとめ:ティッシュ置き場問題はロードスターならではの楽しい悩み!
本記事では、ロードスターのティッシュ置き場問題について詳しく解説しました。
ロードスターのティッシュ置き場問題は、確かに多くの方が直面する課題です。
しかし、この不便さこそが、ロードスターという特別な車との付き合い方を感じられる素敵な機会です。



2シーター・オープンカーと実用的ではない車ですが、不便な点を工夫して対策することも楽しいですよね!
完璧な解決策は存在しませんが、自分のライフスタイルと価値観に最も適した方法を見つけることです。
見た目を重視するか・実用性を優先するか・コストを抑えるかなど、ロードスターのティッシュ置き場問題の解決策は人それぞれです。



本記事で紹介した内容を参考にしながら、ロードスターの最適なティッシュ置き場を見つけてみてね!