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ロードスターのマッドフラップ完全ガイド!効果・選び方・取り付け・自作まで徹底解説

ロードスターのマッドフラップの効果は?

ロードスターのマッドフラップは純正が良い?

ロードスターのマッドフラップの取り付け方は?

上記のように、ロードスターのマッドフラップについて気になっている方も多いでしょう。

ロードスターのマッドフラップは、ボディの傷防止や汚れ防止に役立ちます。

ryo

私もロードスターにマッドフラップを付けようと検討しています!

ロードスターのオーナーにとって、愛車を美しく保ち、快適なドライブを楽しむためにマッドフラップは気になるアイテムの一つではないでしょうか。

この記事では、ロードスターのマッドフラップに焦点を当て、その効果から選び方、DIYでの取り付け方法、さらには自作のアイデアまで、あらゆる情報を網羅的に解説します。

純正品と社外品の違い・人気メーカーの製品・保安基準に関する疑問にもお答えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ロドちゃん

特に雨が多い梅雨の時期は、マッドフラップが活躍するよ!

目次

ロードスターのマッドフラップの効果は?必要なの?

筆者のロードスターの汚れ具合
ryo

マッドフラップを装着していないと、私のロードスターみたいに汚れがかなりついてしまいます…

ロードスターにマッドフラップを装着することで、具体的にどのような効果があるのでしょうか。また、デメリットや注意点も気になるところです。ロードスターという車の特性を踏まえながら、ロードスターのマッドフラップの効果や必要性について詳しく見ていきましょう。

マッドフラップ装着の多岐にわたるメリット:愛車を汚れや傷から守るだけじゃない!

ロードスターにマッドフラップを装着する最大のメリットは、車体を保護することです。オープンカーであるロードスターは、特に雨天時や悪路走行時において、泥はねや小石の巻き上げによるダメージを受けやすい車種といえます。マッドフラップは、これらの問題を効果的に軽減し、愛車を長く美しく保つための重要なアイテムなのです。

ロドちゃん

ロードスターを綺麗に保ちたい人は、以下の記事も参考にしてね!

ボディ下部やリアバンパーへの泥はね・小石の巻き上げを効果的に軽減

ロードスターのマッドフラップの効果は、タイヤが巻き上げる泥や小石からボディを守ることです。特にロードスターのような低車高のスポーツカーでは、雨の日や未舗装路走行時のボディ側面、特にドア下部やリアバンパーへの泥水の跳ね上げを大幅にカットする効果を期待できます。

ryo

マッドフラップが無いと、かなりロードスターの側面の汚れが目立ちます…

また、タイヤが巻き上げる小石や砂利からボディを保護し、飛び石による傷を防止する効果も期待できます。さらに、ホイールハウス内への泥の侵入を減らし、サビの原因となる汚れの蓄積を抑制することも可能です。実際に、マッドフラップを装着した多くのロードスターオーナーから「雨の日の泥はねが激減した」「ワックスがけの頻度が減った」といった声が聞かれます。

ロドちゃん

洗車などのメンテナンスを考えると、マッドフラップは効果的だね!

雨天時や悪路走行で実感できる視界確保と後続車への配慮

ロードスターのマッドフラップの効果には、視界確保と後続車への配慮があります。リアタイヤが巻き上げる水しぶきを抑制することで、後方視界の悪化を軽減する効果があります。

ryo

確かに雨量が多いと、自分が巻き上げた水しぶきで見づらいことも…

また、後続車への泥はねや水しぶきを減らすことで、マナーある運転を実現できます。夜間走行時には、ヘッドライトの反射による視界不良の原因となる水しぶきを削減する効果も期待できるでしょう。特に高速道路での雨天走行時には、この効果を強く実感できるはずです。

ロドちゃん

ロードスター仲間とツーリングに行く場合は、後続車に気遣いができるマッドフラップが効果的だね!

見た目の変化も!ドレスアップ効果で愛車を個性的に演出

ロードスターのマッドフラップの効果として、ドレスアップも挙げられます。泥除けなどの機能面だけでなく、マッドフラップはロードスターの外観を変化させるドレスアップパーツとしても活躍します。

ラリーカーのようなスポーティなルックスを演出したり、車高を低く見せる視覚効果により、よりアグレッシブな印象を与えることができます。カラーマッドフラップやデザイン性の高い製品を選べば、手軽なイメージチェンジも可能です。

ロードスターのような純粋なスポーツカーには、こうしたスポーティなアクセントがよく似合います。

ロードスターのマッドフラップ装着のデメリット・注意しておきたいポイント

ロードスターのマッドフラップには多くのメリットがある一方で、いくつかの注意点やデメリットも存在します。装着前にこれらのポイントを理解しておくことが重要です。特にロードスターのような低車高のスポーツカーでは、以下の点に留意する必要があります。

  • 車高が低く見えることによる段差や輪止めへの接触リスク
  • 素材や取り付け方による風切り音や燃費への微細な影響の可能性
  • 洗車時にひと手間増える可能性と定期的な状態確認の必要性

車高が低く見えることによる段差や輪止めへの接触リスク

ロードスターは元々車高が低い車ですが、マッドフラップを装着することでさらに地上高が低く見え、実際の最低地上高も若干下がる場合があります。特にローダウンしている車両では、マッドフラップが地面に接触しやすくなる可能性があります。コンビニの駐車場などの輪止めに接触する可能性が高まったり、急な坂道や段差での擦り付けリスクが増加することも考えられます。

これらのリスクを軽減するため、車高や走行環境に応じた適切なサイズのマッドフラップを選ぶことが大切です。

素材や取り付け方による風切り音や燃費への微細な影響の可能性

高速走行を楽しむロードスターオーナーにとって、空力性能への影響も気になるポイントです。装着するマッドフラップによっては、高速走行時にわずかな風切り音が発生する可能性があります。また、空気抵抗の増加により、ごく僅かな燃費への影響が出る場合もあります。取り付け角度が不適切な場合、振動や異音の原因となることもあるでしょう。

ただし、適切に設計された製品を正しく取り付ければ、これらの影響はほとんど体感できないレベルに抑えられます。

洗車時にひと手間増える可能性と定期的な状態確認の必要性

マッドフラップを装着することで、メンテナンスに関する手間が若干増えることも覚えておきましょう。具体的には、マッドフラップの裏側など、清掃箇所が増えることになります。また、取り付けボルトの緩みなど、定期的なチェックが必要です。素材によっては経年劣化による交換が必要な場合もあります。

しかし、これらの手間は愛車を美しく保つための必要な作業と考えれば、それほど大きな負担ではないでしょう。

ロードスター用マッドフラップの選び方

ロードスター用マッドフラップの選び方

ロードスター用のマッドフラップを選ぶ際には、素材・デザイン・取り付け方法を確認しておくことをおすすめします。ロードスターに最適なマッドフラップを見つけるために重要な選び方を解説していくので、ぜひ参考にしてください。

素材で選ぶ:EVA・ウレタン・カーボン調など材質ごとのメリット・デメリット比較

ロードスター用マッドフラップの素材選びは、見た目だけでなく機能性や耐久性にも大きく影響します。ロードスターという車の性格を考慮しながら、各素材の特徴を理解して最適な選択をしましょう。主な素材としては、EVA樹脂・ウレタン樹脂・カーボン調素材などがあり、それぞれに独自の特性があります。

EVA樹脂:軽量・柔軟・安価で加工しやすくDIYにも最適

EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)樹脂製のマッドフラップは、最も一般的な素材です。カッターナイフなどで比較的簡単にカットでき、自作派にも人気があります。軽量で車両への負担が少なく、柔軟性があり、多少の衝撃では割れにくいという特徴があります。価格が手頃で入手しやすいのも魅力です。

ただし、紫外線による劣化が比較的早く、3~5年程度で交換が推奨されます。高級感に欠ける場合があり、極端な低温下では硬化する可能性もあります。EVA樹脂は、コストパフォーマンスを重視する方や、初めてマッドフラップを装着する方におすすめです。

ウレタン樹脂:耐久性・耐候性に優れ質感が良い

ウレタン樹脂製のマッドフラップは、より高品質な選択肢として人気があります。EVAに比べて耐久性・耐候性が高く、長期間美しい状態を保持できます。質感が良く、純正品に近い高級感があり、温度変化による物性変化が少ないのも特徴です。表面処理により、艶消しから光沢まで多様な仕上げが可能です。

デメリットとしては、EVAに比べて高価(1.5~2倍程度)であること、加工が難しくDIYには不向きなこと、重量がやや重いことが挙げられます。長期的な使用を考えると、ウレタン樹脂製は優れた選択といえるでしょう。

カーボン調/その他特殊素材:デザイン性と特定の機能性(軽量性など)

カーボン調やその他の特殊素材は、主にドレスアップ効果を重視するユーザーに人気です。カーボン調素材は、スポーティで高級感のある外観が特徴です。実際のカーボンファイバー製は超軽量ですが高価で、カーボン調プリントのものは手頃な価格で購入可能です。

その他の特殊素材として、アルミ製は軽量で高剛性ですが加工が困難、ABS樹脂製は塗装可能でボディ同色仕上げが可能、ラバー製は最も柔軟性が高く衝撃吸収性に優れるという特徴があります。これらの特殊素材は、個性を演出したい方や、特定の機能を求める方に適しています。

デザインやカラーで選ぶ:愛車のスタイルに合わせたコーディネート術

マッドフラップのデザインやカラー選びは、ロードスターの個性を引き立てる重要な要素です。ボディカラーとの組み合わせや、全体的なスタイリングとの調和を考えて選ぶことで、より魅力的な外観を実現できます。基本的な考え方としては、統一感を重視するかアクセントとして差し色を入れるかの2つのアプローチがあります。

ボディ同色で統一感を演出する場合、純正オプションのような自然な仕上がりになり、車両全体の一体感が高まります。控えめで上品な印象を与えることができるでしょう。一方、差し色でアクセントを加える場合、レッドやブルーなど、鮮やかな色でスポーティさを強調したり、ブラックで引き締まった印象にすることができます。ステッカーチューンなどで個性を演出することも可能です。

NDロードスターの人気カラーであるソウルレッドクリスタルメタリックには、ブラックのマッドフラップが特によく似合います。一方、マシーングレープレミアムメタリックには、カーボン調やグレー系が調和します。

取り付け方法で選ぶ:DIYの難易度と必要な加工(穴あけ等)の有無をチェック

ロードスターのマッドフラップ選びをする際、取り付け方法は重要な判断基準の一つです。DIYで取り付けを考えている方は特に、以下の点を確認しましょう。車種専用設計品は、既存のネジ穴を利用してボルトオンで装着できるものが多く、DIY初心者にも比較的容易です。一方、汎用品や一部の社外品では、ボディへの穴あけ加工が必要になる場合があります

ボルトオン装着可能な製品は、既存の穴やクリップ位置を利用するため、特殊な工具が不要です。作業時間が短く、前後で1~2時間程度で完了します。原状復帰が容易なのも大きなメリットです。

加工が必要な製品の場合、ドリルでの穴あけ作業が必要となり、防錆処理を適切に行う必要があります。一度加工すると原状復帰が困難になり、作業ミスのリスクも高くなります。初めてマッドフラップを装着する方には、ボルトオン対応の製品を強くおすすめします。

ロードスターのマッドフラップおすすめ製品

ロードスターのマッドフラップにおすすめの製品を紹介していきます。

ロードスターの純正マッドフラップはもちろん、社外品も厳選して紹介しているのでぜひ参考にして下さい。

ロドちゃん

かなり安い製品もあるからチェックしてみてね!

【NDロードスター】純正マッドフラップの特徴・価格・入手方法

NDロードスターの純正マッドフラップは、マツダが車両開発時から想定して設計した純正アクセサリーです。純正品ならではの安心感と確実性が最大の魅力といえるでしょう。具体的にどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

純正ならではの完璧なフィッティングと車両メーカーの高い品質基準

マツダ純正のマッドフラップは、NDロードスターの設計データを基に開発されているため、車両設計に合わせて専用開発されており、ボディラインとの一体感が抜群です。耐久性や耐候性においてもメーカー基準を満たし、長期間の使用に耐える品質を誇ります。風洞実験などを経て空力性能への影響を最小限に抑えた設計となっており、車両の保安基準に完全に適合するため、車検時の心配も不要です。

純正品は、まさに「間違いのない選択」といえるでしょう。

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ディーラーでの購入・取り付け相談の容易さと保証の有無

NDロードスターの純正マッドフラップの大きなメリットの一つが、入手と取り付けの容易さです。マツダディーラーで簡単に注文・購入が可能で、専門の整備士による確実な取り付けサービスを受けることができます。部品保証が付くため、万が一の際も安心です。新車購入時にオプションとして同時装着することも可能で、ディーラーでの取り付けなら、作業ミスによるトラブルの心配もありません。

価格帯とコストパフォーマンスの考え方

NDロードスターの純正マッドフラップの価格は、前後合わせて3万円程度が一般的です。社外品と比較すると高価に感じるかもしれませんが、品質・保証・確実性を考慮すると、決して高い買い物ではありません。特に新車購入時に装着すれば、車両価格に含めてローンを組むことも可能です。

選択肢豊富な社外品マッドフラップ:人気メーカーと製品の特徴

NDロードスターの社外品のマッドフラップは、純正品にはない個性的なデザインや、リーズナブルな価格設定が魅力です。ロードスター専門のアフターパーツメーカーから、汎用品まで幅広い選択肢があります。各メーカーの特徴を理解して、自分のニーズに合った製品を選びましょう。

ロードスター用マッドフラップ① クスコ(CUSCO)

モータースポーツパーツで有名なクスコのマッドフラップは、モータースポーツで培われた技術をフィードバックした実用的な設計が特徴です。NDロードスター専用設計により、取り付けも簡単で泥除け効果も高評価です。ブルーやレッドなど、カラーバリエーションも豊富に用意されています。

クスコのNDロードスター用マッドフラップの価格は1万円程度と、純正品よりもリーズナブルな設定となっています。

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クスコ(CUSCO)のマッドフラップは、リア用がなく、フロント用しかありません!

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ロドちゃん

赤のマッドフラップが良いなら、下の製品もおすすめだよ!

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ロードスター用マッドフラップ② OPENCAFE GARAGE

NDロードスターのスタイリングと効果のバランスを考えたベストデザイン で、ハネ石を防いでボディを守ることを第一の目的とした専用設計のストーンガードです。SサイズとMサイズの2種類を展開しています。

1998年にスタートしたロードスター情報発信ブログ”OPENCAFE”を前身としており、 ロードスターオリジナルパーツ開発するOPENCAFE GARAGEは、ロードスターオーナーの「こんなのあったらいいな?」をカタチにしていく個人製作ブランドです。ウインドブロッカーで高い評価を得た樹脂加工技術を活用し、純正品にはないデザイン性と機能性を両立。大量生産品とは異なる、ロードスター愛好家による専門性の高い製品として差別化されています。

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ロードスター用マッドフラップ③ ティムのガレージ

ティムのガレージでは、NDロードスター専用EVAマッドフラップとして、Lサイズ・Mサイズの2種類を展開しています。Lサイズは防汚防傷性能を重視し、後付け感の少ない形状としながら高い効果を発揮します。

Mサイズはデザインを重視し、純正のような装着感を実現しながら一定の効果を発揮する設計思想で差別化を図っています。NDロードスター専用設計により車種に最適化されたフィッティングを特徴としています。

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そして価格が安い点が大きなメリットです!

ロドちゃん

口コミも良いみたいだよ!

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ロードスターのマッドフラップの取り付け方法をステップ解説

ここでは、ロードスターへのマッドフラップ取り付け手順を具体的に解説します。DIYに挑戦する方は、安全に注意して作業しましょう。適切な準備と手順を踏めば、初心者でも確実に取り付けることができます

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基本的に以下の画像の矢印を付けている3箇所を外せば、マッドフラップの取り付けができます。

ロードスターのマッドフラップ取り付け方法

マイナスドライバーなどを使用して、ピンを持ち上げれば簡単に外れます。

ピンを外したら、マッドフラップを置いて、穴に合わせてポジションを設定しましょう。

次に、マッドフラップがずれないように固定した状態で、外したピンをもう一度戻していきます。

「カチッ」となるまでピンを押し込めれば、ロードスターのマッドフラップの装着は完了です。

ロードスターのマッドフラップを自作する方法とクオリティアップの秘訣

既製品では満足できない、あるいはコストを抑えたいという方には、ロードスターのマッドフラップを自作することも一つの選択肢です。自作なら、自分の理想とする形状やサイズを実現でき、製作過程も楽しめます。ここでは、実用性と見た目を両立させた自作マッドフラップの作り方を詳しく解説します。

マッドフラップ自作の魅力:コスト削減と世界に一つだけのオリジナリティ追求

マッドフラップの自作には、既製品にはない多くの魅力があります。市販品の価格が1万円以上することを考えると、材料費3,000円程度で製作できる自作は大きなコスト削減になります。さらに、自分好みの形状や素材で製作できるため、世界に一つだけのオリジナルマッドフラップを作ることができます。また、製作過程での試行錯誤も、カーライフの楽しみの一つとなるでしょう。

ryo

比較的簡単に作れるので、手先が器用な方は自作もおすすめです!

ロードスターのマッドフラップを自作するメリットとして、

  • 材料費のみで製作可能(3,000~5,000円程度)
  • サイズや形状を自由に設定できる好みの素材や色を選択可能
  • 製作過程を楽しめる
  • 破損時の交換も低コストで可能

という点があります。

自作に向いているのは、DIYが好きで工作に抵抗がない方、オリジナリティを追求したい方、コストを極力抑えたい方、試行錯誤を楽しめる方です。

マッドフラップ自作の注意点:保安基準適合と十分な耐久性の確保

ロードスターの自作マッドフラップを製作する際は、見た目だけでなく、法規制や安全性にも十分な配慮が必要です。保安基準に適合しないものを装着すると、車検に通らないだけでなく、走行中の脱落により他車に危害を与える可能性もあります。また、耐久性が不十分だと、短期間で交換が必要になり、かえってコスト高になることもあります。

保安基準に関する注意点として、鋭利な部分がないこと、確実に固定され容易に脱落しないこと、最低地上高を阻害しないことが挙げられます。

耐久性確保のポイントは、

  • 十分な厚みの素材を選択(5mm以上推奨)
  • 取り付け部の強度を十分に確保
  • 耐候性の高い素材を使用
  • 定期的な点検と必要に応じた補強

です。

これらの点に注意すれば、安全で実用的な自作マッドフラップを製作できます。

ロードスターのマッドフラップ自作方法

自作マッドフラップの品質は、型紙作成の精度で大きく左右されます。現車に合わせた正確な型紙を作ることで、フィッティングの良い仕上がりが期待できます。以下、製作手順を詳しく解説していきます。

効果的な型紙の作り方:現車合わせとクリアランス確保、デザインの黄金比

ロードスターのマッドフラップを自作するうえで、型紙作成は最も重要な工程です。現車での採寸では、段ボールや厚紙を使用し、タイヤハウスの形状に合わせて大まかにカットし、実際に車両に当てながら微調整します。

クリアランスの確保では、タイヤから最低30mm以上の隙間を確保し、サスペンションのフルストローク時も考慮し、ハンドルを切った状態でも確認します。下部は地面と平行に、角は丸めて安全性を確保します。型紙を裏返して左右を作成し、定期的に車両に当てて左右対称性を確認します。

素材のカット方法と美しいエッジ処理のポイント

正確なカットと丁寧な仕上げが、見た目の良さを決定します。カット作業では、型紙をマーカーでトレースし、直線は定規を使用、曲線は少しずつ慎重にカットします。電動ジグソーを使うと作業が楽になります。

エッジ処理では、サンドペーパーで切断面を滑らかにし、角は特に丁寧に丸め、表面の傷も軽く研磨します。仕上げとして、シリコンスプレーで表面をコーティングし艶出し効果を得て、必要に応じてステッカーなどでデコレーションします。大きなカッターナイフやハサミを使用する際は、ケガに十分注意しながら作業しましょう。

ロドちゃん

どうせなら見た目の良いマッドフラップを作りたいね!

自作マッドフラップの耐久性を高める工夫と長期使用のためのメンテナンス

せっかく作った自作マッドフラップも、適切なメンテナンスを行わなければ短期間で劣化してしまいます。しかし、少しの工夫と定期的な手入れで、市販品に劣らない耐久性を実現できます。素材の選定から取り付け後のケアまで、長く使うためのポイントを押さえておきましょう。

ryo

マッドフラップを作る材料は、素材も見てしっかりと選ぶ必要があります!

耐久性向上の工夫として、素材選定時には耐候性の表示がある素材を選択し、黒色素材は紫外線に強く、可能なら自動車用品を選ぶのがおすすめです。表面処理として、UV保護スプレーの定期塗布・シリコンスプレーで撥水性向上・小傷は早めに補修することが重要です。

メンテナンス方法は、月1回の取り付け部の緩みチェック、3ヶ月ごとの全体の状態確認と清掃、年1回のUV保護スプレーの再塗布です。適切なメンテナンスで、自作品でも3年以上の使用が可能です。

ロードスターのマッドフラップに関するよくある質問(Q&A)

マッドフラップが付いていないロードスターの汚れ具合

ロードスターのマッドフラップに関するさまざまな疑問にお答えします。NDロードスター以外のモデルへの適用や、車検への影響など、多くのオーナーが気になる点を詳しく解説していきます。

ロードスターはマッドフラップを装着したまま車検に通る?

多くのロードスターオーナーが気にする車検適合性について、詳しく解説します。結論から言えば、適切に設計・取り付けされたマッドフラップであれば、車検は問題なく通ります。ただし、道路運送車両の保安基準における突起物規制や最低地上高など、いくつかの注意点があります。

車検に関する主な確認項目として、鋭利な角や突起がないこと、歩行者保護の観点から柔軟な素材が望ましいとされています。最低地上高は9cm以上を確保する必要があり(マッドフラップ装着状態で)、特にローダウン車は注意が必要です。

確実な取り付けも重要で、走行中に脱落の恐れがないこと、適切な強度の取り付け金具を使用することが求められます。

一般的な市販品や純正品であれば、これらの基準をクリアしているため、特に心配する必要はありません。ただし、極端に大きなものや、自作品の場合は注意が必要です。不安な場合は、事前に整備工場で確認してもらうことをおすすめします。

ロードスターのマッドフラップの効果を最大限に引き出すためのポイントは?

マッドフラップの効果を最大限に発揮させるには、単に装着するだけでなく、車両の特性に合わせた製品選びと適切な取り付けが重要です。ロードスターの場合、スポーツカー特有の低車高や、タイヤサイズの違いなども考慮する必要があります。

製品選びのポイントとして、タイヤの幅に合わせたサイズ選択(タイヤ幅+50mm程度が目安)、車高に応じた長さの選定(地上高-30mm程度)、オフセットの大きいホイールの場合は、より幅広のものを選択することが重要です。

取り付け位置は、タイヤの真後ろに配置して泥はねを効果的にカットし、地面に対して垂直または若干後傾させ、左右の高さを完全に揃えることがポイントです。

その他の工夫として、フロントとリアで異なるサイズを使用することも効果的で、走行パターンに応じた硬さの選択(街乗り中心なら柔らかめ、スポーツ走行なら硬め)も考慮しましょう。これらのポイントを押さえることで、マッドフラップ本来の機能を十分に発揮させることができます。

リアのみマッドフラップを装着する場合の効果と注意点は?フロントのみは?

予算や見た目の好みから、前後どちらか片方のみにマッドフラップを装着したいという方も多いでしょう。実は、前後で役割が異なるため、目的に応じて選択することも可能です。それぞれの効果と注意点を理解して、最適な選択をしましょう。

リアのみ装着の場合、最も泥はねが多いリアをカバーでき、後続車への配慮になり、コストを抑えられ、見た目のバランスが比較的自然というメリットがあります。ただし、フロントタイヤが巻き上げる泥は防げず、フロントフェンダー後部の汚れは軽減されないという注意点があります。一般的に、リアのみの装着でも十分な効果を実感できます。特に街乗り中心の方にはおすすめです。

フロントのみ装着の場合、ドア下部の汚れを効果的に防げ、サイドの保護に効果的で、スポーティな印象を演出できるというメリットがあります。しかし、リアへの泥はねは防げず、効果を実感しにくい場合があるという注意点もあります。

ryo

ドア部分の汚れが気になる方は、フロントだけ装着しているケースが多いです!

ロードスターのマッドフラップの清掃やメンテナンスはどうすれば良い?長持ちさせる秘訣は?

マッドフラップは常に泥や水にさらされる過酷な環境で使用されるパーツです。適切なメンテナンスを行うことで、見た目の美しさを保ち、寿命を大幅に延ばすことができます。素材別のケア方法や、トラブルを未然に防ぐためのチェックポイントを詳しく解説します。

基本的な清掃方法として、日常の洗車時には高圧洗浄機で泥を落とし、裏側も忘れずに洗浄し、中性洗剤で油汚れを除去します。月1回の点検清掃では、ブラシを使って細部の汚れを除去し、取り付けボルトの緩みチェック、亀裂や変形がないか確認します。

素材別のケア方法は、EVA/ウレタンにはシリコンスプレーで保護、ゴム製にはゴム専用保護剤を使用、カーボン調にはUVカットコーティング剤を使用します。

長持ちさせる秘訣は、定期的な清掃で汚れの固着を防ぎ、小さな亀裂を見つけたら早期補修し、冬季は凍結防止剤の付着に注意し、保管時は直射日光を避けることです。通常の使用では3~5年は問題なく使用できますが、適切なメンテナンスにより、さらに長期間の使用が可能です。

ロードスターのマッドフラップの一般的な寿命や交換時期の目安は?

マッドフラップの寿命は、素材や使用環境、メンテナンス状況によって大きく異なります。一般的な目安と、交換を検討すべきサインを知っておくことで、常に最適な状態を保つことができます。また、早めの交換により、車体への二次的なダメージを防ぐこともできます。

素材別の一般的な寿命:

素材平均寿命特徴
EVA樹脂3~5年紫外線で劣化しやすいが、亀裂が入っても使用可能な場合が多い
ウレタン樹脂5~8年耐久性が高く、劣化が緩やか
ゴム製4~6年硬化すると割れやすくなる
カーボン(本物)10年以上非常に高耐久だが、衝撃に弱い

交換を検討すべきサインとして、見た目の劣化では色褪せが著しい、表面のひび割れ、変形や反りが見られる場合です。機能の低下では、硬化により柔軟性が失われた、亀裂から水が浸入する、取り付け部の破損が見られる場合です。安全上の問題として、部分的な欠損、取り付けの緩みが頻発、走行中の異音がある場合は要注意です。

これらのサインが見られたら、早めの交換を検討しましょう。特に、取り付け部の破損は、走行中の脱落につながる危険があるため、即座に対処が必要です。

ロードスターに最適なマッドフラップを装着しよう! 記事のまとめ

本記事では、ロードスターのマッドフラップについて詳しく解説しました。必要性・選び方・取り付け・自作方法・おすすめ製品まで幅広く紹介したので、ぜひ参考にしながら自分のロードスターに合ったマッドフラップ探しましょう。マッドフラップは、愛車を保護する実用的なアイテムであると同時に、個性を演出するドレスアップパーツでもあります。

ryo

なるべくロードスターを綺麗に維持したい方は、マッドフラップがおすすめです!

記事の要点をまとめると、マッドフラップは泥はね防止だけでなく、ボディ保護とドレスアップ効果があります。DIY取り付けは安全第一で、不安なら専門店へ依頼することをおすすめします。自作も可能ですが、保安基準と耐久性に注意が必要です。適切なメンテナンスで長期使用が可能です。

ロードスターという素晴らしいスポーツカーを、より長く美しく保つために、マッドフラップは有効な選択肢の一つです。ご自身の使用環境や好みに合わせて、最適な製品を選んでください。そして、愛車との素敵なカーライフをお楽しみください!

最後に、マッドフラップ選びで迷ったら、まずは自分の優先順位を明確にしましょう。機能性重視なら純正品や実績ある社外品を、個性重視なら自作やカスタム品を選ぶなど、目的に応じた選択が大切です。

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